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那須に行ってきました。

仙台から車で2時間30分、那須に行ってきました。同じ距離くらいでも、盛岡に行くよりもなんだか心理的には遠い気がする那須です。

まずは、最初の目的である那須どうぶつ王国へ。
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一番のお目当てであったカワウソ君。なんだか、体に何か虫でも付いているのか落ち着かない様子で動き回っていました。写真でよく見るとかわいい。
このどうぶつ王国は、カピバラとか、レッサーパンダとか、ペンギンとか動物園で人気の動物ばかりが集まっています。猫や犬、うさぎなんかと触れるのも魅力でした。
しかし、風が強くて寒い!ので早々に撤収。

昼は、人気の那須牛が食べられる店に並びましたが1時間以上待つらしくこちらも撤収。数年間に”那須合宿”にきたときの集合場所にしたベトナムレストランへ行きました。新規開拓もしたかったけど、おいしかった。

次は藤城清治美術館へ。私自身、ピンときていなかったのですが、影絵を見たら、ああ!あの絵!とわかる方でした。
作家自身による自分の美術館。最高のセッティングです。
内部は、専用のカメラでしか撮影できないので、外の風景。
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チャペルも光に満ち溢れています。
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陸前高田の奇跡の一本松や、南三陸町の防災庁舎や閖上の浜なども作品にされていましたが、悲惨さを描くのではなく、新しい希望の光が見えるような作品ばかりでした。
そのほか、月の光に照らされながらチェロを弾く少年や吊り橋の欄干をハープにする青年など、音が聞こえてくるような作品ばかりでした。
これまで見た美術館の中でも最も印象に残る美術館でした。

そのあとは、殺生石少し先にあるつつじ橋という吊り橋へ。
風が強くてスリリングでした。つつじが咲く頃にまた来てみたいなあ。

いろいろと気になる場所もあるので、今度は温泉に一泊して来てみたいです。

スウェーデン放送合唱団の演奏会に行ってきました。

火曜日に合唱連盟の機関紙”ハーモニー”の広告を見て、金曜日に行くことを決めました。
幸いチケットがありました。

仙台ー軽井沢は最速の2時間ちょっと。かなり近いです。
しかし、節約のためにえきねっとの割引切符とモバイルスイカのモバトクを活用しました。
けれでも6時40分に仙台駅を出発して9時30分頃には到着。

演奏会は14時からなので、旧軽井沢まで歩いて見ることにしました。
前回、来たときは演奏会やレクチャーであまり歩き回れなかったので。
紅葉と緑のバランスがとても良い美しい時期でした。
今日の隠れテーマはデジタル一眼の機能をいろいろ使って見るでした。
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軽井沢駅から旧軽井沢まで歩いて30分くらい。
ミカドコーヒーで、コーヒーとモカアイスを食べたりして、お昼も食べたりしているうちに開演1時間30分前には大賀ホールへ到着
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鴨を眺めたりしながら開演を待ち、開場。
なんだか年配の人が多いようです。

会場は、残念ながらというか満員ではありませんでした。JR東日本が協賛だったので、ホテルと新幹線とチケット込みで1万円!とかやったらもっと人来たのになあもったいないとか思いましたが、そのおかげで私もチケットが取れたのでなんとも言えません。

大賀ホールは、ペンタゴンみたいな5角形?6角形?のホールで私は、Sop側に座りました。
どんな風に聞こえるかなあ、やっぱり真ん中の方が良かったかななどと心配していましたがそんな不安は杞憂でした。

モーツァルトのAve verum corpusから始まりバッハのモテット第1番、ペルト、シェーンベルクの地上の平和という前半。あーもうここで帰っても満足でした。
それぞれの曲に適した”温度”があり自由だけど乱れない。凄いです。シェーンベルクはさすがに最後のセクションはしんどそうだったので、少し共感しました。でも一番最後のページのHがもう実声でハートに直撃しました。私などよぼよぼで裏声でなんとか歌っていたので・・。

バッハ、シェーンベルクに挟まれて、大丈夫かペルト!と思ったのですが、かっこいいです。たぶん英語だったかな。なんとなく歌詞も聞き取れてバッハ、シェーンベルクとは異なりクールなサウンドでした。

後半はブラームスから。ブラームスはthe ロマン派、少し地味。と勝手に思っていたのですが、ちょっと違いました。なんだかバロック調だしアクティブ。若々しい青年という感じ。もう一回この曲聞いてみたい。

最後はマルタン。ここまで来てミサ曲まるまる1曲。フルコース食べた後にさらにもいっかいディナーって感じです。Credoはコンクールなどで聞いたことがあるのですがほかの曲ははじめてだったかも。

ものすごく満足しました。
終始声が襲ってくる感じでした。

その後はおみやげを買って新幹線の時間までアウトレットをうろうろ
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なんだか外国みたいで美しかった。なにも買わないけど。

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美しい夕焼けを見て軽井沢を後にしました。
時間まで蕎麦屋で一杯飲んだのにしっかり峠の釜飯もゲットして新幹線で食べました。
あーよかったなあ。草津とかに一泊してもよかったかもしれないけど、ぎゅっと詰まって良い旅でした。




仙台うみの杜水族館に行ってきた。

今年から6月から10月の間で取得可能になったリフレッシュ休暇をいただいた。ただ、計画的に取ったというよりもここだったら特に問題ないだろうというタイミングなので、大きな旅行とかも入れられず。

近場のうみの杜水族館へ。
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今回ははじめてイルカのショーを見ることができました。
もの凄いジャンプ力です。空飛ぶイルカ。

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そのほかめんこい生き物がたくさんいるのですが、こつはフェアリーペンギン。小さいです。これで十分大人だそうです。つがいは仲良しなのですがもう一羽がかわいそう。

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大水槽はめだった珍しい魚はいないのですが大迫力です、エイがなんだか笑っているように見えます。

コーラスワークショップin仙台

ゴールデンウィークの3日、4日、5日は仙台で開かれたコーラスワークショップに参加しました。

グリーンウッドハーモニーは、スイスから講師でいらしたディーターワグナー氏のクラスの中核合唱団として、事前に講習曲を練習して臨みました。
曲はメンデルスゾーンのモテット。
ワグナー先生は、とにかくメンデルスゾーンの曲が大好きという気持ちが溢れていて、熱心に指導していただけました。
曲全体の内容のような大枠の話から、子音を入れるタイミング、発音、母音をつないでレガートに歌う方法、ppからffまでの使い方、声を響かせるポイント、純正なハーモニーの作り方などなどドイツ音楽を演奏するためのエッセンスを全てつぎ込んでくださいました。

そうなってくると、本当に一曲でもやることがたくさんあって、自分の技術が追いつかない!ということを再度痛感した講習会でした。息を深く吸うとか、ブレスを長くするとか、ピッチを保ち続けるとかそういうことろが4曲とおして歌うと最後には崩壊寸前になります・・。なんらかの方法で鍛えなければ。

講習会のほかに、東北の高校生による特別演奏会を聞くことができました。
特に郡山二中、五中、安積黎明高校によるヴィバルディのGloriaが素晴らしかったです。
中学生の頃から、あんな名曲をあんな素晴らしい演奏ができるなんて、本物に触れさせようと
する先生の教育方針がすごいし、その結果の演奏もすごい。

あのメンバーが中学、高校で終わらずにまた20年後、30年後もっとすごい演奏ができるように
環境を整えられれば良いのにと思いました。

講習会の最後には修了コンサートの後、参加者全員で「花は咲く」と「大地讃頌」を歌いました。
「花は咲く」は直接震災のことを歌っている曲ではないのですが、みんなで歌うと泣けてしまう曲な事に加えて、中学生、高校生がつけるハーモニーが美しくて、号泣とまではいきませんが泣いてしまいました・・。






支倉常長との旅

土曜日、日曜日とオペラ「遠い帆」の東京公演だった。
火曜日から東京入りし、午後から20時くらいまで稽古し、本番に備えるという社会人か?というような幸せな体験でした。

新国立劇場の中劇場は、オペラと演劇の汎用のホールでしたが、お客さんから見えている舞台と同じ大きさの舞台が下手、上手、舞台裏にあり、お客さんとの距離も近く、とても良いホールでした。
2日間あった舞台、1日目はやや、熱が入りすぎたというか、暴走気味であり、少しからまわりしている部分もありいくつかのトラブルもありましたが、お客さんからは好評でした。2日目は、ちょっと冷静になりよい演奏ができたように思います。

合唱団は2012年の8月からオーディション、私は途中10月くらい(だったかな)から参加しました。毎週土曜日、60分の曲をひたすらやりつづけました。合唱だけを歌うと、非常に苦しい音が多く(苦しみを表現しているためですが)どこかのパートとかならず7度、減2度などが多様されていて、練習もほんとにきつかったのですが、昨年の仙台公演jの直前にソリストが来仙したときには、音楽が突如立体的になり、そのすごさに興奮しました。

そして、美術、舞台、衣装、オケが加わり、仙台公演もよいものができたと思います。

今回は、東京。今回、プロが凄い!と思ったのは、ソリストの皆さんの歌、演技が毎回違うことでした。だから毎日練習しているのに毎日感動していました。
そして、本番を見に来てくださったお客様からはみなさん良い評価を頂きました。

演出の岩田先生が口を酸っぱくして、みんなの顔がみえなきゃダメだ。お客さんはみんなの顔を見にくるんだから!とおっしゃっていてまさかと思っていたのですが、顔がよく見えたという感想をもらいました。

プロの仕事はすごいなあ。と思ったところです。

個人的には、支倉常長関係のコンサートは2010年の4月に「支倉常長が聴いた西洋の調べ」という皆川達夫先生がプロデュースされた企画にも深く関わっていて、これが二度目。遠い帆では常長のつらかった、厳しかった側面に焦点があてられていますが、西洋の調べは、ローマの入市式の際は、常長がかんだ鼻紙がとてもめずらしくみんなが群がったという話などおもしろいお話も聞けました。
このときは、ビクトリア、ゲレーロなど常長が聴いたかもしれない音楽を演奏しました。

ほとんど運命とも言える支倉常長とのおつきあいも一旦終了ですね。またやりたいような・・・大変だから二度とやりたくないような・・・。

遠い帆2014東京公演

今日は、オペラ遠い帆のオケ合わせだった。
ちなみに「遠い帆」は仙台市が委嘱したオペラで、主人公は支倉常長、スペイン、ローマへ使節として送られた常長の旅を描いている。
解説は以下に↓
http://www.toiho.info/about

昨年の12月に宮城県民会館での公演が行われ、来週は東京、新国立劇場での公演です。
早いものです。

遠い帆の主人公は支倉常長ですが、合唱が重要なパートをしめ、ほぼでずっぱりで歌っています。
サンファンバウティスタ号の船員、メキシコ人、ローマ人、スペイン人の役になったり大変です。

お盆休み中は13日から15日まで立ち稽古が行われ、今日は昨年以来のオーケストラとの練習でした。
怒号のようなオーケストラと演奏するとこの曲のすさまじさを感じます。ほんの時々、合唱とオケのどこかのパートが同じ旋律を奏でることがありますが、ほぼ助けになりません。おそろしや。

あさってからは東京に乗り込んで稽古です。仕事大丈夫か??

遠い帆が終わった。

考えて見れば春から更新しなかったこのblog。

さて、あっという間に2013年もすぎ、遠い未来のことと思っていた三善晃作のオペラ遠い帆、仙台公演が終了したのでした。

11月24日の全国大会を終えてそのまま、毎日稽古という激しい日々。しかし、ほんとうの音楽をするためにはやはりこのくらいの気合いは必要なのだなあと思う。

三善先生の2度ぶつかりとか9度、7度とか容赦ない音楽。それをほんとんどでずっぱりで60分という甘くない設定の上、さらに気鋭の演出家岩田さんのアマチュアをプロ扱いしての演出にへこんでいたのですが、プロ扱いしていただいたおかげで結果的にはお客さんから、動きについてもおもしろがって頂きました。ほんとうにお客さんに満足していただくということは大変なことですね。S席7000円だもんなあ~。中島みゆきのコンサート変わらないよ!

三善先生の音楽はシェーンベルク、日本の童歌とか三善先生が受け取ってきたものをすべてはき出したような作品。実は最初はどうもしっくりこなかったのですが、ソリストが加わり気持ちはいっぺん!

常長役の小森さんの歌にしびれまくっていたのでした!
もう凄いです。難しい三善先生の旋律がとてもナチュラルに聞こえる!

その他、日本第一線の美術、演出、もう凄かったです。

次は新国立劇場、がんばりますよ!

春爛漫

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ゴールデンウィーク、ぽつぽつと練習が入ったりしているので遠出はせずに仙台におります。
明日、せにょ家開放でーという企画をして、そのために自分としては一生懸命掃除していました。いつもやっていないから大変だ。

今日は午後から時間があったので自転車で街へ。春爛漫で花盛りです。
PENTAX Q10で写真撮ったりしていました。

一眼レフの使い方はいまいちわからないので、絞りを変えてみたり、ぼけコントロールを使ってみたりためしてみましたが、オートが一番美しいです(掲載したのはオートで撮ったもの)

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このコーヒーは、ボケコントロールを使ってみたのですが、後ろが一応ぼけてますね。
写真ももっと勉強すると面白いかも。

夕方からは遠い帆の練習。容赦なく練習が入っているのですが連休なんだから6日の夜とかでも良かったのでは・・と思ったものの割と人は来ていました。

一通り音がとれて、じょじょに暗譜。能の要素を多く入れている曲だと思うのですが、JAZZっぽい感じもするんですよ。
それと何となくロックンロールな感じもするんですよね~。権力に抵抗しているところが。常長は抵抗していなかったと思いますが。


どんぐりのコマ

明日は14時から青年文化センターで三善晃合唱宇宙、本番です。
三善晃の代表作を仙台の合唱団が集合して歌います、オペラ遠い帆のプレ企画。

グリーンウッドでは五つの童画から 砂時計とどんぐりのコマを歌います。
遠い帆合唱団では、オペラの核心部分、支倉常長が洗礼を受ける部分の「会見」と「洗礼」を歌います。

五つの童画は三善作品の最高傑作の一つと言われている曲。
生き物の無情を描いているようにも思いますが一方でユーモラスな側面もあって色々な方向から眺められる作品です。

グリーンウッドは、あまり三善作品に取り組んでいない合唱団だと思いますが、今回はえいやーとこの曲に挑戦。
歌えてくると面白いです、やっぱり。
三善作品には<> ・ - を多彩に組み合わせた記号が書いてあるし、表情記号 dynamicの指定も細かい。
全部それを表現していこうとするとなんだか頭が混乱してくるのですが、この曲の内容を表現するためになんとか三善先生が楽譜に記載していただいた手段なんだなあと思います。
青森でのコンクール全国大会のカントゥスアニメの演奏。今あらためて聞いてみるとかなり指示を正確に再現していて凄い!と思います。それをちゃんと自分たちの表現にしているところがすごい。
今井先生のアプローチはどちらかというと三善先生の記号をアドバイスにしつつも新しい音楽を作ろうとされていると思います。

遠い帆、こちらは12月の本番に向けて合唱団を作ったばかりの初本番。スリリングなのですが、なんとかがんばりたい。現実のできごとを歌ったオペラなので、少しシリアスというか正直暗い作品なのですが、お客さんにはどう受け止められるかなあ。
明日の本番が楽しみです。

いろんなことがあった1月

2013年も飲んだり食ったりの田沢湖で始まりました。あのまったりしつついろんな会話ができるのが楽しくてくせになり何年目かなあ~。

2週目の週末は弘前大学混声合唱団の50回記念定期演奏会に参加。
OB・現役合同で「くちびるに歌を」を歌いました。
懐かしい顔にたくさん会えましたがみんなあんまり変わってないような感じもしてほっとしたり。
結婚したり、離婚したり、また結婚したりしている人もいて時が過ぎるのは感じるのですが独身族もそれなりにいるわけで人それぞれだなあと思います。

つぎの週は悲しいお知らせが、合唱団の仲間の一人が亡くなってしまった。
薄々体調悪いことは感じていたんだけれども、かといって何もできずにいたり
いまでも歩きながらふと思いだして悲しくなっています。

そんな中でも男の合唱祭りに出演。
中勘助の詩よりとDeep riverを歌いました、今回は指揮なしでしたの緊張したし、Deep riverがやけに音域が広いアレンジで苦労しました。
いろんな団体が出ていたのですが、黒人霊歌とタダタケという組み合わせが結構多くて、なんかおじさんのソウルに訴えるものがあるのでしょうか。

平行してアンコンに向けての練習も開始。
今年は、恋の始まりから終焉までを時代をさかのぼってお送りします。
アンコンの練習って誰かがリードしすぎたり、指揮者がいないのでなかなかうまく練習できないんだけど、今年はいい具合にみんなで練習できたり、さらには作曲家のイメージを直接聞きながらと貴重な経験をしています。
上位に簡単にいけるような選曲ではないんだけど、楽しい演奏になりそう、これから煮詰めていきます。

グリーン・ウッドでは定期演奏会に向けていよいよ本格始動。
今年も三善晃の五つの童画、ラッススの聖ペテロの涙など名曲ばっかりでうれしくなります。
今もNAXOSでペテロの涙聞いていますが美しい~です。歌詞がまだわかりませんが理解できたらもっと感動するに違いない。

それと・・遠い帆も鋭意練習中。支倉常長のサラリーマンのような悲哀・・を描いているので音が難しい。正直しんどいのですが、仙台市の一大事業。なんとか貢献できればと思ってます。





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