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コーラスワークショップin仙台

ゴールデンウィークの3日、4日、5日は仙台で開かれたコーラスワークショップに参加しました。

グリーンウッドハーモニーは、スイスから講師でいらしたディーターワグナー氏のクラスの中核合唱団として、事前に講習曲を練習して臨みました。
曲はメンデルスゾーンのモテット。
ワグナー先生は、とにかくメンデルスゾーンの曲が大好きという気持ちが溢れていて、熱心に指導していただけました。
曲全体の内容のような大枠の話から、子音を入れるタイミング、発音、母音をつないでレガートに歌う方法、ppからffまでの使い方、声を響かせるポイント、純正なハーモニーの作り方などなどドイツ音楽を演奏するためのエッセンスを全てつぎ込んでくださいました。

そうなってくると、本当に一曲でもやることがたくさんあって、自分の技術が追いつかない!ということを再度痛感した講習会でした。息を深く吸うとか、ブレスを長くするとか、ピッチを保ち続けるとかそういうことろが4曲とおして歌うと最後には崩壊寸前になります・・。なんらかの方法で鍛えなければ。

講習会のほかに、東北の高校生による特別演奏会を聞くことができました。
特に郡山二中、五中、安積黎明高校によるヴィバルディのGloriaが素晴らしかったです。
中学生の頃から、あんな名曲をあんな素晴らしい演奏ができるなんて、本物に触れさせようと
する先生の教育方針がすごいし、その結果の演奏もすごい。

あのメンバーが中学、高校で終わらずにまた20年後、30年後もっとすごい演奏ができるように
環境を整えられれば良いのにと思いました。

講習会の最後には修了コンサートの後、参加者全員で「花は咲く」と「大地讃頌」を歌いました。
「花は咲く」は直接震災のことを歌っている曲ではないのですが、みんなで歌うと泣けてしまう曲な事に加えて、中学生、高校生がつけるハーモニーが美しくて、号泣とまではいきませんが泣いてしまいました・・。






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